昨日の続きです!
「ベースエッジ角の違いにより、なにがどうなるのか?」
この点を少しお話しします。
(まず、わかりやすくご説明すると)
角度が小さい(0.5度)ほど、エッジの捉えが敏感になります。
度数が高く(1.5度)なれば、その逆になります。
(例えれば)
車のハンドルには「あそび」があることはご存じですよね。
ハンドルをちょっと動かしても、その「あそび」のおかげで、すぐにはタイヤは反応
しません。=ベースエッジ角が大きい
でも、あそびがなければちょっとハンドルを動かしただけでも、タイヤが即座に向き
を変えてくれます。=ベースエッジ角が小さい
(要は)
*ハンドルの遊び=ベースエッジ角
そのように考えると理解しやすいかもしれません。
(まとめます!)
・ベースエッジ角0.5度は、遊びの少ない状態
スキーを傾けると瞬時にエッジを捉え、敏感になる。
・ベースエッジ角1.5度は、遊びが多い状態
スキーを傾けても(すぐには)エッジが雪面にコンタクトしない状態。
(なので、滑りの目的に応じて)
エッジを立てずに滑走面を使い滑るタイプの人、ずらし要素を多く取り入れた滑りを
する人は、ベースエッジ角を1度以上に設定。
逆にエッジを立てて滑る(レーサー・エキスパート)の人は、0.5。
オールラウンドで、どんな状況下でもということであれば、0.75前後に設定する
ように、ハンドエスではアドバイスさせていただいております!
「ご参考までに!」